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ゴンズイ科
日本では1属2種。ゴンズイ科魚類はインド洋や日本、オーストラリア~西部太平洋に数多く産し、ゴンズイ属では10種以上が知られている。近年の遺伝子解析ではミナミゴンズイに9系統が知られ、中には別種レベルに分岐しているものもあり、今後研究が進めばミナミゴンズイも何種かに分かれる可能性がある。全ての種類に4対、計8本の太く比較的短い口髭を持ち、背鰭と胸鰭に毒棘を持つ。臀鰭の基底は長く尾鰭と連続する。尾鰭の上部基底は背部にまで伸長するのでウナギの尾の様に見える事から英名でイールテールキャットフィッシュと呼ばれる。日本産2種はいずれも幼魚期にゴンズイ玉と呼ばれる密になった群れを形成する。分布域は基本的に分かれているが、近年は両種の生息エリアが重複する場所も分かってきている。
ゴンズイ科のナマズたち
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